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「久しぶりに読んだ本など」
2009.02.05 Thursday 00:41
相変わらずSF。
そういえば、カート・ヴォガネットが2008年にお亡くなりになっていたことを最近知りました。やたら著作が並んでいたのは追悼企画でもやった後だったからなのかもしれない。
しかし、近くの本屋のSF関連本の回転の悪さは以上。八割ぐらい二ヶ月前から品揃えが変わっていなかった…おかしいだろどう考えても。

「宇宙創生ロボットの旅」スタニスワフ・レム
すてきな宇宙ほら吹き。ユーモラスで楽しい、その下を深読みしてもなお楽しい。

「宇宙飛行士ピルクス物語(上・下)」スタニスワフ・レム
システム全体としての不備を解き明かすサイバネティクスな話。具体的には不思議な出来事があっても、最終的には「幽霊の正体見たり枯れ尾花」と言わんばかりの短編集。幾らでもSF的に展開できそうな出来事を、「仕様ミス」「誤認」「誤作動」で切って捨てる論理が非常に現実的だ。自分自身(=人間)が作ったものに理解できないものがない、という感性は最近の科学の主流なパラダイムではないけれども(ニューロンとか自己組織化とかが台頭してきた気がするし)しかし、現在の工学系には非常によく即していると思う。
#ところで、もうサイバネティスクスという単語は死語なんだろうか…。確かに最近聴かない。

「ディファレンス・エンジン」 ウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング
スターリングはスキズマトリックスとか嫌いじゃないんだけどなー…ギブスン節は相変わらず読むの辛い。産業革命前後イギリスの基礎知識があればもっと楽しめたんだろうけれども。
虚実入り交じる架空のイギリスといえばキム・ニューマンのドラキュラ紀元シリーズを思い出す。

「太陽の中の太陽」
ラピュタ+スチームボーイ+α。ものすごく原始的な方法ではあるが、ジェットエンジンを動力にしたバイクで空を飛ぶのはロマンだと思う。どうも主人公の名前のせいで、某SW新三部作の主演俳優の顔が頭から離れない…立ち位置的にやさぐれた青年だし合うと思う。実写化するときは是非お願いします。
しかしあのラストはない。投げっぱなしすぎる。と思ったら三部作の一作目らしい。大風呂敷をちゃんとたたんでいること(あと翻訳されること)を祈ろう。

「プリズム」「小指の先の天使」「ライトジーンの遺産」 神林長平
個人的にはライトジーンが一番面白かった。連作短編の名にふさわしい。プリズムは、現実を変容するエピソードが互いの短編にリンクしすぎていて結果としてちょっと散漫な感じがした。短編集としては小指の先の天使の方が、一つ一つがまとまっている分、全体のゆるい繋がりを想像する余地があって好き。
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